2003/04/21 (Mon)
アロマセラピーは 植物から抽出された精油を使用して、心と体に働きかける自然療法です。 精油にはたくさんの芳香成分が含まれていて、それらの成分は一つ一つ性格が違い、 また一つ一つが異なった薬理作用をもっています。
◇香りを嗅ぐことによる効果
1:香りの成分は 香りをかぐことによって 嗅覚細胞−嗅覚神経を経て脳に刺激をあたえ、 心と体の様々な部位に作用します。
嗅覚神経−扁桃体、海馬ー記憶、感情 | 大脳辺縁系−大脳新皮質−知的な活動 香り | 視床下部―――――――自律神経 | 脳下垂体―――――――内分泌(ホルモン)系
2:香りの成分は吸気とともに肺にはいり、 毛細血管から血液中へと入って 血液循環をめぐります。 その結果、成分の薬理作用が様々な器官に作用にして、 体の排泄機能を高めて血液を浄化し、 体の調整をしてくれます。
◇トリートメント(マッサージ)による効果
香りの成分は分子が小さいため容易に皮膚から吸収されます。 キャリアオイルに精油を希釈してトリートメントを行うと、 成分は皮膚から吸収されて血管に入り、 体にいろいろな作用をもたらします。 従って、体調や肌質にあわせて 精油をブレンドして使用することによって、 様々な症状の改善が期待されます。
また、アロマセラピストの トリートメントによるヒーリングタッチによって 特にストレスからおこる症状は回復の方向に向かいます。
(禁忌については次の項目をご覧ください)
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