2003/04/21 (Mon)
リンパドレナージュは リンパをドレナージュ(流す)する手法で、 エミール・ボッダー博士によって開発されました。
正式には『マニュアルリンパドレナージュ』とよばれ、 欧ではリンパ浮腫の治療やホスピスなどで施術されています。
◇リンパの働き
体の中で排出された老廃物や余分な体液などの多くは、 リンパ管が吸収して運び、静脈に流しこみます。 この時リンパの流れが停留していると、 この老廃物や余分な体液などは吸収されにくくなり、 出た量>戻る量 の状態となり、この差の部分は体にとどまってしまいます。
◇リンパ停留による症状
リンパの停留は体に様々な影響をおよぼします。 新陳代謝の低下、免疫力の低下、むくみ、冷え、 セリュライト、肌のトラブル
◇ソフトタッチ
リンパ管は体表の近くに存在し、 絹糸のように細いものなので、 圧迫をすると中のリンパ液を流すことができません。
従って、別名エンジェルタッチといわれるような、 非常にソフトなタッチで リズミカルに、皮膚のみを動かす手法で行います。
このソフトタッチは大きなリラクゼーション効果をもたらして、 ストレスからくる様々な症状にも効果的です。 施術を受けたお客様はたいてい爆睡してしまいます。
施術は必ず、リンパ液が静脈に流れ込む 鎖骨の部分(デコルテ)のポンピングからスタートします。
◆リンパドレナージュの禁忌について
施術を受けていただけない場合があります。 癌または癌の手術後6ヶ月以内の方 急性の感染症 心臓病 血栓などの血管障害
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